2008-11-13
生食に関するエトセトラ
当方、猫舌かつ食い意地が張っているので低温でズルズル飲みこむものに滅法弱い。
つまり生食が大好きだ。刺身、ユッケ、馬刺し、牛刺し、レバ刺し、卵かけご飯etc.友人と焼肉を食いに行ってもまず箸をつけるのは僕だ。しっかり焼くのが好みの友人には「もっと落ち着いて食ってくれ」とたしなめられる…いつもすんません。
例えばレバ刺しなんかは、焼いたレバーよりもずっと癖が少なく美味いと思う。この印象は生まれて初めて食べて拍子抜けした時からずっと変わらない。思い返せばまだ学生だった頃、漫画・美味しんぼでユッケ、レバ刺しのくだりを読んだ時、「これ食いたい!!」と強烈な衝動に駆られた。家族に懇願したのだが、うちの親は生食に対する偏見があったのでなかなか食いに連れて行ってくれなかった。これがいい具合のハードルになって、初めて食べた時の衝撃ときたら…
その後独り暮らしを始め、食事のほとんどを外食で済ますようになってから、食べたことのない生モノを見つけた際は必ず頼むようにしている。焼肉屋や海鮮料理やのメニューで「本来生でもお出しできるものを〜」という記述や説明が目に入った際は、よくこっそりそのまま頂く。
先日飲み友達と千葉の九十九里浜に行った時のこと。面子の中に中国のお嬢さん(友人の嫁)がいたのだが、僕が頼んだ名物の鰯の刺身を美味しそうに頬ばっていた。彼女とはそういったところで食事するのは初めてだったので、ステレオタイプの意見であるが「中国人は刺身嫌いじゃないの?」と聞いてみると「それは少し昔の話。今の若い人たちは寿司文化が浸透しているので、ほとんど抵抗ない」との答えが返ってきた。なるほど、そういうことなんだ。
昔、有名な中華料理人(それこそ周富徳さんなどの)が出演する番組は熱心に見ていた。その番組内でもよく「中国の人は生食が嫌いだから」と言っているのを聞いたことがある。しかも一度や二度ではない。なので動いているほど新鮮な伊勢海老も湯引きにしてから調理していた。(うーん、もったいない気が…) 魚の刺身も熱したネギ油を「ジュッ」とかけて、数々のスパイスやナッツと混ぜ合わせて調理していた。何度かこの手の中華料理を食したことはあり、これはこれですごく美味いのだがやっぱり刺身に適した新鮮な素材はやはり刺身で味わいたい。
そんな記憶があるから中国の方の生食嫌いはかなり根強いものと思っていたんですが、今はそうでもないんですね。でもこの現象は他の外国人にも当てはまる。僕がよく前を通りかかる都内某所の回転寿司やには諸外国の方の訪問が頻繁でいつも大盛況。
その昔プロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャーのエッセイを読んだ時、こんなくだりがあった。
「日本のレスラーは練習熱心で信用できるいいやつが多いから大好きだ。だがただ一つ許せないことがある。それは朝食でたべる生卵をかけたご飯だ。あいつらが食べているのを見ると、吐き気がしてくる。」
そこまで嫌いなのか、と意外に思ったからよく記憶している。また先だってとある雑誌で食通の放送作家がアメリカから来た友人に生卵かけご飯を出したところ「ノー、ノー、アイム フル!!」と言って敬遠された、と載っていたのを見かけた。アメリカ人はよほど生食が嫌いなのだと認識できるが、その癖カキの生食は普通に食べるし日本にはない生牡蠣専門の「オイスターバー」という文化もあるから不思議だ。極めつけは生食通である日本人でもなかなか生で食わないあさりやはまぐりなどのクラム系も生で食べるのだ。
このクラムを生で食べる文化に興味津々だったので、以前日系アメリカ人の知り合いに尋ねてみたところ「あれ、日本人は食べませんでしたっけ?こっちはカキと同じように普通に食べますよ。」とそっけない回答があっただけで文化的背景や理由は分からなかった。もちろん日本にも各種貝類を生で食う文化はありますが、このクラム系の生食文化のアメリカにおける浸透度は本当に不思議です。
ちなみにこの日系アメリカ人は「日本食こそ世界一」と信じている方で、日本の土を踏んだことのない息子たちを純和食文化で育てていらっしゃるそうで、生卵かけご飯は大好物だと言う。なのでついでに生卵かけご飯がアメリカ人が嫌いな理由を聞いてみると「こちらの卵は鮮度に注意した流通経路ではないので、慢性的に汚いもの、新鮮ではないもの、生で食べると危険なものという通念がある」とのこと。ちなみにその方のご家庭で生で食べている卵は主に在住日本人向けの鮮度が高い特別なもので、普通の卵より高いがわざわざ取り寄せているとのことでした。
流通の要因と聞くと想起するのがサンマの刺身。今でこそ何処でも当たり前のように食えますがほんの10年前までは刺身では食わない魚でした。手元にある当時の雑誌「Dancyu」を見ても水揚げの本場・気仙沼で「サンマが生で食える店。ご当地でしか味わえない醍醐味。」と紹介されてる店がある。では何故サンマの刺身が全国的に食べれるようになったのかと言えば、生食前提の流通経路が確立されたからだそうです。あーありがたや。
そんなわけで、現在生卵かけご飯専門店、アメリカンスタイルでクラムを生で食える店、珍しい生モノが食える店を激しく探してます。ご存知の方教えてください(^^)
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つまり生食が大好きだ。刺身、ユッケ、馬刺し、牛刺し、レバ刺し、卵かけご飯etc.友人と焼肉を食いに行ってもまず箸をつけるのは僕だ。しっかり焼くのが好みの友人には「もっと落ち着いて食ってくれ」とたしなめられる…いつもすんません。
例えばレバ刺しなんかは、焼いたレバーよりもずっと癖が少なく美味いと思う。この印象は生まれて初めて食べて拍子抜けした時からずっと変わらない。思い返せばまだ学生だった頃、漫画・美味しんぼでユッケ、レバ刺しのくだりを読んだ時、「これ食いたい!!」と強烈な衝動に駆られた。家族に懇願したのだが、うちの親は生食に対する偏見があったのでなかなか食いに連れて行ってくれなかった。これがいい具合のハードルになって、初めて食べた時の衝撃ときたら…
その後独り暮らしを始め、食事のほとんどを外食で済ますようになってから、食べたことのない生モノを見つけた際は必ず頼むようにしている。焼肉屋や海鮮料理やのメニューで「本来生でもお出しできるものを〜」という記述や説明が目に入った際は、よくこっそりそのまま頂く。
先日飲み友達と千葉の九十九里浜に行った時のこと。面子の中に中国のお嬢さん(友人の嫁)がいたのだが、僕が頼んだ名物の鰯の刺身を美味しそうに頬ばっていた。彼女とはそういったところで食事するのは初めてだったので、ステレオタイプの意見であるが「中国人は刺身嫌いじゃないの?」と聞いてみると「それは少し昔の話。今の若い人たちは寿司文化が浸透しているので、ほとんど抵抗ない」との答えが返ってきた。なるほど、そういうことなんだ。
昔、有名な中華料理人(それこそ周富徳さんなどの)が出演する番組は熱心に見ていた。その番組内でもよく「中国の人は生食が嫌いだから」と言っているのを聞いたことがある。しかも一度や二度ではない。なので動いているほど新鮮な伊勢海老も湯引きにしてから調理していた。(うーん、もったいない気が…) 魚の刺身も熱したネギ油を「ジュッ」とかけて、数々のスパイスやナッツと混ぜ合わせて調理していた。何度かこの手の中華料理を食したことはあり、これはこれですごく美味いのだがやっぱり刺身に適した新鮮な素材はやはり刺身で味わいたい。
そんな記憶があるから中国の方の生食嫌いはかなり根強いものと思っていたんですが、今はそうでもないんですね。でもこの現象は他の外国人にも当てはまる。僕がよく前を通りかかる都内某所の回転寿司やには諸外国の方の訪問が頻繁でいつも大盛況。
その昔プロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャーのエッセイを読んだ時、こんなくだりがあった。
「日本のレスラーは練習熱心で信用できるいいやつが多いから大好きだ。だがただ一つ許せないことがある。それは朝食でたべる生卵をかけたご飯だ。あいつらが食べているのを見ると、吐き気がしてくる。」
そこまで嫌いなのか、と意外に思ったからよく記憶している。また先だってとある雑誌で食通の放送作家がアメリカから来た友人に生卵かけご飯を出したところ「ノー、ノー、アイム フル!!」と言って敬遠された、と載っていたのを見かけた。アメリカ人はよほど生食が嫌いなのだと認識できるが、その癖カキの生食は普通に食べるし日本にはない生牡蠣専門の「オイスターバー」という文化もあるから不思議だ。極めつけは生食通である日本人でもなかなか生で食わないあさりやはまぐりなどのクラム系も生で食べるのだ。
このクラムを生で食べる文化に興味津々だったので、以前日系アメリカ人の知り合いに尋ねてみたところ「あれ、日本人は食べませんでしたっけ?こっちはカキと同じように普通に食べますよ。」とそっけない回答があっただけで文化的背景や理由は分からなかった。もちろん日本にも各種貝類を生で食う文化はありますが、このクラム系の生食文化のアメリカにおける浸透度は本当に不思議です。
ちなみにこの日系アメリカ人は「日本食こそ世界一」と信じている方で、日本の土を踏んだことのない息子たちを純和食文化で育てていらっしゃるそうで、生卵かけご飯は大好物だと言う。なのでついでに生卵かけご飯がアメリカ人が嫌いな理由を聞いてみると「こちらの卵は鮮度に注意した流通経路ではないので、慢性的に汚いもの、新鮮ではないもの、生で食べると危険なものという通念がある」とのこと。ちなみにその方のご家庭で生で食べている卵は主に在住日本人向けの鮮度が高い特別なもので、普通の卵より高いがわざわざ取り寄せているとのことでした。
流通の要因と聞くと想起するのがサンマの刺身。今でこそ何処でも当たり前のように食えますがほんの10年前までは刺身では食わない魚でした。手元にある当時の雑誌「Dancyu」を見ても水揚げの本場・気仙沼で「サンマが生で食える店。ご当地でしか味わえない醍醐味。」と紹介されてる店がある。では何故サンマの刺身が全国的に食べれるようになったのかと言えば、生食前提の流通経路が確立されたからだそうです。あーありがたや。
そんなわけで、現在生卵かけご飯専門店、アメリカンスタイルでクラムを生で食える店、珍しい生モノが食える店を激しく探してます。ご存知の方教えてください(^^)
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はじめまして
大学の講義で
たまごの黄身にサルモネラ菌がたまにはいっていることがあるから注意するように と習ったような気がします。(ふまじめな学生でしたので…記憶があいまいです)
サルモネラといえば けっこうハードな食中毒を引き起こす凶暴なやからで、海外ではそういう卵もあって、近年、日本にもそういうケースがみられるようになったとかなんとか。
社会人になって おいしんぼというマンガを読んでいたら 主人公がたまごかけご飯にあたって、生きるか死ぬかの大変なことになったシーンがあって どうする海原雄山! でしたけど ははーん 教授が言ってたのはこういうことね と理解しました。
やはり火を通すねきものは通したほうがいいのではないでしょうか。めったに当たらない状況でしょうけど あたったらちょっと大きそうです。
生食テーマでは、けらえいこさんのうんと初期の作品で 夫が生食が好きで けらさん(とおぼしき若妻が)がいやがってました。 気持ちはわかります。 生肉系で、寄生虫がいる可能性のあるのを食べると 数メートルのサナダムシを腸内に飼うことになりかねないですもの。
ちなみに 北海道では 谷川や渓流の生水は 絶対に飲んではいけません。 手を洗ってその手を口にもだめです。 流氷の上を渡ってカムチャッカ方面から渡ってきた北きつねが 北海道に持ち込んだ寄生虫の卵が混じっている可能性があるのです。エキノコックスとかいいます。もともとイヌ科の寄生虫なんですけど 人間にも来ちゃうと当人(虫)も困って 肝臓にででんと居座って大きく大きくなってしまう 困り者らしいです。
東京方面に進出したムツゴロウさんんの動物王国が不振になったのもこのせいではなかったかと・・・。
北海道の谷川や渓流の水は美味しいですが、生水は絶対にだめです。小さい幼児からそう躾けられます。ここ10年20年で急速に全道に広がり 悔しいことです。
そして 卵の黄身。
アメリカ由来のサルモネラ菌。菌の株名は忘れましたが、日本にも上陸済みです。味は別として 残念ながら 生食はちょっと・・・ やばい感じのようです。
大学の講義で
たまごの黄身にサルモネラ菌がたまにはいっていることがあるから注意するように と習ったような気がします。(ふまじめな学生でしたので…記憶があいまいです)
サルモネラといえば けっこうハードな食中毒を引き起こす凶暴なやからで、海外ではそういう卵もあって、近年、日本にもそういうケースがみられるようになったとかなんとか。
社会人になって おいしんぼというマンガを読んでいたら 主人公がたまごかけご飯にあたって、生きるか死ぬかの大変なことになったシーンがあって どうする海原雄山! でしたけど ははーん 教授が言ってたのはこういうことね と理解しました。
やはり火を通すねきものは通したほうがいいのではないでしょうか。めったに当たらない状況でしょうけど あたったらちょっと大きそうです。
生食テーマでは、けらえいこさんのうんと初期の作品で 夫が生食が好きで けらさん(とおぼしき若妻が)がいやがってました。 気持ちはわかります。 生肉系で、寄生虫がいる可能性のあるのを食べると 数メートルのサナダムシを腸内に飼うことになりかねないですもの。
ちなみに 北海道では 谷川や渓流の生水は 絶対に飲んではいけません。 手を洗ってその手を口にもだめです。 流氷の上を渡ってカムチャッカ方面から渡ってきた北きつねが 北海道に持ち込んだ寄生虫の卵が混じっている可能性があるのです。エキノコックスとかいいます。もともとイヌ科の寄生虫なんですけど 人間にも来ちゃうと当人(虫)も困って 肝臓にででんと居座って大きく大きくなってしまう 困り者らしいです。
東京方面に進出したムツゴロウさんんの動物王国が不振になったのもこのせいではなかったかと・・・。
北海道の谷川や渓流の水は美味しいですが、生水は絶対にだめです。小さい幼児からそう躾けられます。ここ10年20年で急速に全道に広がり 悔しいことです。
そして 卵の黄身。
アメリカ由来のサルモネラ菌。菌の株名は忘れましたが、日本にも上陸済みです。味は別として 残念ながら 生食はちょっと・・・ やばい感じのようです。
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